映画:ぼくとパパ、約束の週末

ぼくとパパ、約束の週末 を見てきました。場所は、MOVIX柏の葉。15:30の回を見てきました。金曜の夜の回にしようかと思ってたのですが、20時過ぎに自転車で柏の葉まで見に行くものなぁと思って、土曜日に見てきました。

一応、劇場でも聞いたけどパンフレットはなかったみたい。係りの人も不慣れな感じの方でしたが、ないとのことでした。

内容は、自閉症の子供とその父親の物語。お父さんの方は(それも必要なことだけど)、子供のことはお母さんに任せっきりで仕事をがんばってたみたいな人。子供の方は、自閉症で周りとのコミュニケーションがうまく行かず、結果的に学校でも問題を多く引き起こしていました。

ある日、自分の応援するサッカーチームはどこか?みたいな話題で、自分には応援してるチームがないみたいなところから同級生と諍いを起こしてしまいます。これまでも何かと問題を起こしていたのでもう普通学級での生活は無理ではと学校側に言われてしまい、夫婦の間でも意見が対立してしまいます。
そんなときに息子から推しのチームを決めるために全部のチームを現地で見て回りたいといわれて、学校での問題を起こさないことを条件に、父親が週末に国中(ドイツ)のチームのスタジアムに観戦に行くことを約束するのですが……というお話。

面白かったけど、ちょっと想像してたのとは違う感じの物語でもあったかも。あんまりサッカーである必要もなかったのかなぁという感じで。サッカーの楽しみ方は人それぞれだよなぁ(スタグルを楽しんだり、マスコット好きだったり、選手のファンだったり、チームのファンだったり)と思うタイプなのですが、ちょっと主人公のジェイソンの楽しみ方は独特すぎて、そこはう~んという感じだったかも。

エンドロールで写真が出てくるのですが、これ実話を元にした映画とかだったのですかね。そういう意味だと、基本の筋(実話?)があるのであまりエンターテイメントに寄りすぎてないのかなぁとは思いました。物語にするなら、天文関係の話で終わらせてもよかったのかなぁという感じで。

結構、実際のサッカーのシーンとかも出てくるのですが、協会(ブンデスリーグとかいうのでしたっけ?ドイツ)が協力してできた映画とかだったりするのですかね。観戦シーンとか役者が移ってるところは別に撮影したとかなのかなぁ。

ちょっと大変ということを表してるのだとは理解しましたが、ドイツの地理とかサッカーにまったく詳しくないので、そこら辺がわかってると移動の大変さとかが、チーム(のサポーター)事情とかがもっとわかったのかも。

お父さんが子供のことをあまり理解していなかったのが、子供との観戦旅行の課程で少しずつ理解を深めていったり(仲違いしてしまったり)、実は子どもの方も特殊学校ではなくて普通の学校に通いたいのに理由が合ったりとかいうあたりが物語のよかったあたりでしょうか。

字幕でみたので会話の善し悪しはよくわかりませんが、子役の子はすごい演技よかったのかも。そういえば、英語っぽい単語がよく聞き取れた気がしたけど、英語そのままで通じる言葉とかもドイツでも多かったりするのですかね。

お父さんと子どもの文字通りのすれ違いとか笑える部分もあったので面白い映画ではありましたが、ちょっとサポーターの悲喜こもごもみたいなのを期待していたところもあって(ドルトムントの話とかないわけではないけど)、そういう意味での面白さは控えめだったのかなぁという感想です。サッカーが好きだから見に行こうですごくヒットする作品ではないかなぁという感じ。


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