小説:【推しの子】 ~一番星のスピカ~

【推しの子】 ~一番星のスピカ~ を読みました。田中創さんの小説になります。本編とかでもないし、こういうのはノベライズとか言わないのかな?

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漫画の方のどちらかの方のツイートで小説が出るっての見かけて、出たら読むかなぁと思ってみたら第2弾となってたので、第1段があるのかぁと思って読んでみました。

あまり癖のない文章書かれてるタイプの作家さんみたいで、読むのに詰まるとかはなかったです。原作?のある作品の小説だし、そんなに個性とか出しづらいみたいなところもあったりするのでしょうか。

初出みると、入場者特典と描き下ろしの作品みたいです。
一応、順番に続きみたいな時系列なのかな?本編からの位置づけだと前日譚から冒頭の部分と少し被ってて描かれてない辺りが小説になっています。

・第一章
 アイドル活動を始めたアイですが、周りとうまくいかなくて(B小町の他の女の子たちから嫌がらせを受けたり)、苺プロの社長壱護にアイドルを辞めたいと相談するのですが……というお話。全然関係ないけど、苺プロって社長が壱護だから苺だったんですかね、今更ですが。
 ちょっとこの流れだとこうなるもんかなぁという部分がなくもありませんでしたが、アイがもう一度アイドルやってみようというところまのでのお話になります。

・第二章
 サリナとゴローの出会いのお話。アイのライブを見に行くために病院を車椅子で抜け出そうとしたサリナをゴローが見つけて……という感じでお話が始まります。サリナの影響でゴローもB小町とアイに詳しくなっていってという辺りが描かれています。ちょっとひとイベントあって、少し希望が持てるオチが付く感じ。

・第三章
 一緒にアイのライブ(全国ツアーで宮崎にも来る)を見に行く約束をしたゴローとサリナでしたが、サリナの病状が急変してしまい……。
 一応、ゴローが立ち直るまでのお話になるのですかね。いきなり全然関係ないキャラが出てくるとかはなさそうなので、手助けをしたのはツクヨミの手助けということなんでしょうか。というか本編の方はツクヨミの話は投げっぱなし(というかカラスだったというオチであとは想像に任せるとかなのかな?)でしたね。

・エピローグ
 で、最後はアイの話に戻って終わりとなります。カミキヒカルとかの話は一切でてこないけど(書かれた時期的には全然本編の方では出てない時期とかだったのかな?)、一応、本編に繋がるのかな?的なオチで終わる感じにはなっています。

・『視点B』
 これが来場者特典の小説のようです。というかこれは著者が赤坂アカさんになってますね。確かに他のページと違ってなんかセリフでつなぐページ多いなぁとは思いましたが。
 B小町に所属してたアイドルの視点からみたアイみたいな感じのお話になっています。
 赤坂さんは漫画も書かれてた方だけど、横槍メンゴさんと【推しの子】のお話のやり取りするときは、何でやってたんですかね。普通にあらすじ文章で書いて伝えてたとかなんでしょうか。どこまで分業されてたのかよくわかりませんが。

はじめに書いたツイート流れちゃったから次出る小説どんなのだったか忘れてしまったなぁ。あかねとかなの話が載るとなってたのが小説だったっけか。

【推しの子】 ~一番星のスピカ~ (ジャンプジェイブックスDIGITAL) - 赤坂アカ×横槍メンゴ, 田中創
【推しの子】 ~一番星のスピカ~ (ジャンプジェイブックスDIGITAL) - 赤坂アカ×横槍メンゴ, 田中創

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